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その場で大号泣してしまったあの日を境に・・机のこと

さくら

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昨日の続きと言いますか
上の子の学習机を処分せずに
これからもずっと子供部屋に置いておこう・・
そう思った理由、そう思ったある出来事なんですが、それは

3年前に下の子の内定が決まる前から
我が家は、ちょっといろいろとあったんですが
その件は書くと長くなるので、今回は省きまして・・

下の子がこの家から巣立ったあとに
長年使っていた学習机を見るのが辛くて・・と言いますか
下の子の部屋にノックして「入るよ。」と言ってドアを開けると
くるりと振り向いて「何?」と返事をしていた
その顔と、椅子に座っていた姿全体が
誰もいない部屋のドアを開けるたびに思い出されて
それが私には、とても辛くて

更年期で自律神経が乱れていたのもありましたが
ちゃんとした話し合いもできないままだったので
出て行った後の部屋の掃除は
上の子の時よりも、心が揺れ揺れのボロボロ状態で
それを見た夫が、下の子も机は処分していいと言っていたから
リサイクルショップに引き取ってもらおう・・ということになったんですが

どこに問い合わせても、学習机は引き取りできませんと言われ
それでも、2~3ヶ月ほどはいろんなところを当たってみたんです。
でも、やっぱり、どこも引き受けてもらえず
最終的に・・粗大ごみとして出すことになりました。

本当のことを言うと、お願いする最後まで悩みましたが
その時は、私自身も心が折れっぱなしで
もう、いい加減に新しい気持ちで前に進まないと
それから先に年をとっていく自分の姿さえも
想像できない気持ちまで落ち込んでいたのです。

そして、粗大ごみの日に、ごみ収集車がやってきたんですが
私は、別にもう1台大きなトラックが来て机を運んでいくのだろう
そう思っていたら

私の目の前で、机が収集車に放り込まれ
バキバキと音をたてながら、崩れていったのですが
その瞬間に、小学1年から大学4年までの
下の子の「何?」って言いながら振り向いた顔と姿と
それまでの思い出の何もかもが
学習机と一緒に全部砕けてしまった気がして

そこにいた私は、しばらくの間、放心状態だったんですが
作業されていた方と車が次の場所に向かったあと
誰もいなくなったその場に座り込んで
大号泣してしまったんです。

そして、その時に思ったんです。
夫が、上の子の机も、もういらないだろうから処分しようと
前に言ったことがあったけど
この家に住んでいる間は、子供の机は処分しない・・って。

でも、それだけじゃなくて
粗大ゴミに出すということは、こういうことなんだって思って
長年使っていたものが壊れる時(解体される時)は
(その時の精神状態にもよるけど)こんな気持ちになるんだなって

そう思ったら、リサイクルできるものはいいけど
モノを捨てる時、特に思い出のものや思い入れのあるものを
ゴミに出す時は、もう一度よく考えてから・・

それと、モノを買う時は本当によく考えてから・・
以前からそういった気持ちはありましたが

あの日を境にして
どんな小さなものでも
捨てる前に、何かに使えないかな?リメイクできないかな?
それをもっと深く考えるようになりました。

長くなってしまいましたが
学習机のこと・・実はこんな事情からでした。

拍手コメント、ありがとうございます。m(__)m
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Posted byさくら