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夫婦二人で生きていこう・・最初はそこから始まったのに

さくら

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夫と私は、結婚前の付き合いが長く
更年期障害でも少し書いていましたが
遺伝的なものがあってホルモンの薬を飲むのは
控えた方がいいというのもあったり
そのずっと前、独身の頃になりますが
場合によっては子供は望めないことも言われていたので
夫はそれも承知の上で私と一緒になってくれたんですね。

子供がいなくても夫婦二人で生きていこう。
お互いにそう思ってのスタートでした。

その後、子供を二人も授かったけど
お互いを思う気持ちは、ずっと揺るがない・・
そう思っていたんです。

でも、お腹にいた我が子を
ひと目見た瞬間・・
夫も私も子供が一番になってしまったんです。
でも、それは
この子をちゃんと育てていかないといけない、
守っていかないといけない、
1人立ちするまでは、頑張らなきゃ・・

その気持ちは、親になれば
みんな同じだと思うのですが
そうであっても、家族の始まりは夫婦だったのだから
我が子が一番、そうは思っていても

夫も私も、子供を想うその半分でいいから
お互いのことを思いあったり、
気にかけたりしなければならなかったのに

私たち夫婦は、いつしか子供だけを真ん中にして
気がつかないうちに心が離れてしまっていたんです。

でも、夫婦仲が悪いわけでもなく
ちょっと口喧嘩のようになったことは
子供の受験期にありましたが
日々の生活の中ではごく普通の家庭・・

当時は私も仕事をしていて忙しかったし
何よりも子供たちを卒業させるまでは・・って
お稽古ごとに関わってきた頃もでしたが
今振り返ると
ここ15~16年になるでしょうか
夫と二人でどんな会話をしていたのか、
どこに行ったのか(どこにも行っていないので出てこない。)
思い出せないというか、出てこないんですね。

子供のことでは夫婦は会話をするけど
それ以外は、それぞれの仕事と
夫は自分の友人たちの付き合いを大事に
私は、休日にはレッスンの送迎などで子供たちに関わる・・

仲が悪いわけではない・・
でも、夫婦間に隙間風は吹いていて・・
そんな状態でも私の心が満たされていたのは

感情表現豊かな上の子が
夫や下の子の分までと言っていいほど
「美味しいよ。」「ありがとう、お母さん。」
「そうだね、こうしようか。」「嬉しいなぁ。」
そんな言葉で家の中を潤わしてくれていたから・・。

空の巣症候群・・になって
私は子離れができていない親なんだろうか
そう悩んだ時があったのですが

それだったら、子供の存在、姿だけに
心がとらわれていたと思うんです・・

でも、私は、子供が目の前にいないことが
心の中を空っぽにしていたのではなく

上の子だけでなく
家族みんなが・・いえ、家族の始まりは夫婦だったのだから
子供が一番大事になっても
その後、子供の成長と共にライフスタイルが変わり
仕事も含めて夫婦の周りの環境に変化があっても
まずは夫婦お互いを気にかける、思いやる
会話を大切にする・・・

そうしていれば、空の巣症候群・・のようには
ならなかったかもしれない・・
そう思ったのですが
それからいろんなお話しを聞いたり
本を読んで、ああ、そうだったのかな・・
自分も反省することもあったり・・

でも、私たち夫婦は仲が悪いわけではないんです。
だけど、上の子が引っ越ししたその夜に
私はとんでもないことを言ってしまったんです。
今思えば、その頃の数ヶ月間は不安定になっていたんですね。
ここに書いてもどうししようもないんですけど
振り返ると、パパ、ごめんなさい・・そんな気持ちです。
つづく・・
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Posted byさくら