娘から言われたこと・・
「ピアノ教室を始めました。只今生徒募集中、体験レッスンを受け付けています。」
そう書かれたチラシが昨日郵便受けに入っていました。
講師の方の経歴を見ると、その昔娘が目指そうとしていた道を進んであって
それを見た時に、あの頃に私が今の気持ち(自分がピアノを弾くことによって感じる幸せ)で娘に接していたら
今もこの家に居て、ここで小さな子供たちにピアノを教えていたのだろうか・・これまでに何度もそう思いながらも
いやいや、この前、そのことは娘と向き合ってちゃんと話し合えたじゃないかと自分に言い聞かせて
戻れない過去をこんな風に思い返すのは もうこれで終わりにしなくては、そう思いました。

先月東京に行った目的はいくつかありましたが
1つは、5年前に娘が上京した直後からお世話になった方々にご挨拶をしたかったことと
実家ではなく、娘が生活している場所で「今」の娘と話したかったという気持ちからでした。
実の娘なのに、何故私が今まで行かなかったのか(行けなかったのか)
お世話になった方々にご挨拶をする機会が持てなかったのか
それは娘が就活に入る前に様々な事情があったからなのですが
それから長い時を経て、今年に入ってすぐに娘の方から
都合がついた時に東京に出てこない?と連絡があってこのような流れになりました。
東京に着いた初日の夜は食事をしながらいろんな話をたくさんしたのですが
この時、私の中でずっと後悔していた気持ちを娘に正直に伝えました。
あなたが進路で悩んでいた時、最終的に先生と二人で話し合って決めたけど
お兄ちゃんとあなたが家から出た後に、あなたたち二人が弾いてきた曲の練習を始めていたら
いろんな意味で思うことがたくさん出てきて
自分が子どもの頃とは全く違ったピアノを弾く喜び、幸せ、音楽のすばらしさを感じて
どうしてあの時、演奏を聴くだけではなく、お母さんも同じ曲を弾いて(練習して)みなかったんだろう。
そうしていたら、もっと、もっと、心で寄り添うことができたのに。
タイムマシンがあったら、今の自分の気持ちであの頃のあなたともう一度(ピアノと)向き合いたいと思うぐらい。
今頃になって気がついてごめんね。
そんな風に話すと、娘はこう言いました。
うーん、そうだなぁ。
今聞いたお母さんのピアノへの気持ちで当時の私と向き合っていたら
私はたぶん音楽のことしか考えていなかったと思うし、ピアノの先生になるために地元に居たと思う。
でもね、いろいろあったけど私は今の仕事が大好きで、この場所で知り合った人たちとの繋がりも大事。
趣味になったけど、音楽も全く違うジャンル、違う楽器、歌も好き、
今の自分が違う人生を歩んでいることが考えられないくらい私は「今」が充実しているから
お母さんは、もう過去のことなんか考えなくていいよ。
それを聞いた時に、過去に拘っていたのは私だけで
娘はちゃんとその時々で自分で自分の人生をしっかりと見つめて歩いてきたのだと思いました。
でも・・
先月にそんな話をして、私も吹っ切れていたのに不思議ですよね。
昨日みたいなチラシを見てしまうと、また記憶が呼び戻されてしまう。(^^;
いけない、いけない、「今」を見なくては!ですよね。
一枚目の黄色い花は2年前に知人からもらったのですが
花が終わったらそのまま土に埋めておくと
また芽が出て花が咲くよと言われていたのでそうしていたら

どういうわけか、レンガとレンガのすき間からこんな風に出てきて
コンクリートに沿って這うように咲き始めました。(^^;
そう書かれたチラシが昨日郵便受けに入っていました。
講師の方の経歴を見ると、その昔娘が目指そうとしていた道を進んであって
それを見た時に、あの頃に私が今の気持ち(自分がピアノを弾くことによって感じる幸せ)で娘に接していたら
今もこの家に居て、ここで小さな子供たちにピアノを教えていたのだろうか・・これまでに何度もそう思いながらも
いやいや、この前、そのことは娘と向き合ってちゃんと話し合えたじゃないかと自分に言い聞かせて
戻れない過去をこんな風に思い返すのは もうこれで終わりにしなくては、そう思いました。

先月東京に行った目的はいくつかありましたが
1つは、5年前に娘が上京した直後からお世話になった方々にご挨拶をしたかったことと
実家ではなく、娘が生活している場所で「今」の娘と話したかったという気持ちからでした。
実の娘なのに、何故私が今まで行かなかったのか(行けなかったのか)
お世話になった方々にご挨拶をする機会が持てなかったのか
それは娘が就活に入る前に様々な事情があったからなのですが
それから長い時を経て、今年に入ってすぐに娘の方から
都合がついた時に東京に出てこない?と連絡があってこのような流れになりました。
東京に着いた初日の夜は食事をしながらいろんな話をたくさんしたのですが
この時、私の中でずっと後悔していた気持ちを娘に正直に伝えました。
あなたが進路で悩んでいた時、最終的に先生と二人で話し合って決めたけど
お兄ちゃんとあなたが家から出た後に、あなたたち二人が弾いてきた曲の練習を始めていたら
いろんな意味で思うことがたくさん出てきて
自分が子どもの頃とは全く違ったピアノを弾く喜び、幸せ、音楽のすばらしさを感じて
どうしてあの時、演奏を聴くだけではなく、お母さんも同じ曲を弾いて(練習して)みなかったんだろう。
そうしていたら、もっと、もっと、心で寄り添うことができたのに。
タイムマシンがあったら、今の自分の気持ちであの頃のあなたともう一度(ピアノと)向き合いたいと思うぐらい。
今頃になって気がついてごめんね。
そんな風に話すと、娘はこう言いました。
うーん、そうだなぁ。
今聞いたお母さんのピアノへの気持ちで当時の私と向き合っていたら
私はたぶん音楽のことしか考えていなかったと思うし、ピアノの先生になるために地元に居たと思う。
でもね、いろいろあったけど私は今の仕事が大好きで、この場所で知り合った人たちとの繋がりも大事。
趣味になったけど、音楽も全く違うジャンル、違う楽器、歌も好き、
今の自分が違う人生を歩んでいることが考えられないくらい私は「今」が充実しているから
お母さんは、もう過去のことなんか考えなくていいよ。
それを聞いた時に、過去に拘っていたのは私だけで
娘はちゃんとその時々で自分で自分の人生をしっかりと見つめて歩いてきたのだと思いました。
でも・・
先月にそんな話をして、私も吹っ切れていたのに不思議ですよね。
昨日みたいなチラシを見てしまうと、また記憶が呼び戻されてしまう。(^^;
いけない、いけない、「今」を見なくては!ですよね。
一枚目の黄色い花は2年前に知人からもらったのですが
花が終わったらそのまま土に埋めておくと
また芽が出て花が咲くよと言われていたのでそうしていたら

どういうわけか、レンガとレンガのすき間からこんな風に出てきて
コンクリートに沿って這うように咲き始めました。(^^;

